JMIUに入って良かった、組合員の声

   (2003.06.12)
 「解雇通告」に悩んでいるとき手にした一枚のビラ
                 JMIU東京北部地域支部 I・K (男性49歳)
   (2003.06.12)
 会社と協力しあって前向きに進めたら、もう最高!
   の始まりです
          (かながわ地域支部 丸山百合子)
   (2003.06.12)
 たよれる組合
                                (東京・ニコン支部 TOK)
   (2003.06.12)
 あなたも

                                (東京・ニコン支部 K.H)
   (2003.06.12)
 JMIUを知って、入って、ほんとうに運がいい

                        (長野・派遣労働者 女性・M・K 25 歳)














  駅で手にした1枚のビラが
  私の「解雇」を撤回させました


ちょうど1年前、退職強要のすえいきなり「解雇通知」をうけました
。高校生以下3人のこどももおり、どうしたらよいか悩んでいたとき、
たまたま駅で手にした1枚のビラ。

「一人でも加入できます」というJMIUのビラでした。さっそく加入させ
てもらい、会社との団体交渉がはじまりました。

「3月解雇」が組合の道理ある交渉で8月にのび、さらに12月、
そしてついに解雇通知が撤回されました。肩をたたかれてから約1年におよぶ
たたかいでしたが、正社員として雇用が確保されうれしく思っています。

                  JMIU東京北部地域支部 I・K (男性49歳)



 
                                        



 JMIUを知って、入って、ほんとうに運がいい

 私が労働組合(JMIU)に加入したのは、派遣会社とのあるトラブルがきっかけでした。会社に「やめさせてほしい」と話したら「問題を起こして、辞めたらすむと思っているのか」とせめたてられ、精神的にもまいっていました。
 給料日前になって「給料を3割カットする」といわれ、「辞めるのなら研修費を返しなさい」ともいわれました。私はインターネットでいろいろ調べ、このようなことがおかしいことだとは知っていましたが、長い間登録してもらい多くの仕事を紹介してもらっていたことなどから、勇気をもって立ち向かうことができませんでした。そんなときJMIUを知りました。
 いままで、同じような派遣社員が不当な扱いを受けても、派遣会社なんてそんなもの、派遣社員の立場なんてそんなものだと思っていました。JMIUに入って、多くの助言をいただき、派遣会社にもいっしょに行っていただき、カットされた給料、勤務時間外の呼び出し分の賃金を払ってもらいました。請求された研修費も払わなくてすみました。派遣会社のいいなりにならずにすんだことを感謝しています。
 派遣社員は、同じ派遣会社に登録していても、それぞれ派遣先がちがうので、労働組合をつくるのは難しいと思います。最近は、派遣先企業で労働組合に入る方もいるようですが、まれだと思われます。でもJMIUなら一人でも加入できます。私は、JMIUを知り、助けてもらって、ほんとうに運がいいと思っています。
                        (長野・派遣労働者 女性・M・K 25 歳)

                                    











 「解雇通告」に悩んでいるとき手にした一枚のビラ

 今年2月にJMIUに加入しました。加入の動機は、退職歓奨・解雇通告を許さないためです。昨年末に会社は、私一人だけに退職歓奨をしてきました。5人家族でこともたち3人はまだ高校生以下で、いま一番生活がたいへんな時期にあり、退職することはできませんでした。退職に応じないでいると会社は、1月に「解雇通告」をしてきました。3月末に退職せよと。
 ハローワークに行っても50歳近い私には、現在の給与水準、正社員としての再就職口はまったくありません。あったとしても1年契約の契約社員で、賃金は半分以下でした。
悩んでいた2月のある日、駅で手にしたのが「労働相談に応じます。一人でも入れる労働組合・JMIUです」のビラでした。熱心に相談に応じてもらい、JMIU加入を決断しました。
 それから5回も団体交渉をおこなっています。もちろん私も出席しています。会社は、「今年12月末まで雇用する」と回答するところまで変わってきました。私は正社員として採用されているので、「解雇通告」を撤回し、60歳まで働くことができるようがんばっています。
                              (東京・北部地域支部 男性)
                                    












 あなたも
                          人材開発課 K.H

 昨年の12月27日に人材開発課に異動命令を受けたとき、何の説明も無くただ社内での作業ができなくなったと言われたのみである。
 入社以来、大過無くやって来た私にとって、晴天の霹靂である。この件で連合の組合に助けを求めても、会社の方針に添って背中を押されるだけである。
 正月休みは悶々と一人悩み続け、生きる気力さえも萎えてしまったと言っても過言ではない。そう言う意味では今年の正月連休は、悪夢のような連休であった。
 悩んだ結果、大げさに言えば「座して死を待つより、戦って活路を拓く」の方法をとることにした。それならば第一歩として、お金だけとって何もせぬ詐欺集団まがいの組織を脱し、「たたかう組織に乗り換えるべき」との結論。
 理不尽な会社のやり方に対し、少なくとも自分が納得できるまで事を追及すべきだ。
 JMIUに入ってからは、委員長をはじめ組合員の方々の指導・協力を得て今までにない自由な気持ちで活動できている。
 こうなってみるとJMIUに入る前の萎縮した自分が、とても笑止である。いままで何をやって来たのだろうと、今更ながら後悔する自分がいる。
 今までも職場懇談会等で意見を言って来たが、それはちっとも反映されないし、取り上げてももらえない。しかし、これからは自由闊達に意見を言えるし、活動も出来る。ノビノビとした自分に戻れ、納得ができるまで活動できる自分がいる。これは、ある意味とても幸せなことだと思う。
 ジワリ、ジワリと後退して行く労働条件。更にここへ来て急激な、急転直下のような労働条件の低下。横暴なる会社の提案に対して、本来の自分で闘って行きたいと思っている。
 現在の会社の提案に対し、連合の組合員も怖れることなく、自由に意見を言うか、組合を替えるなりして闘って行こうではないか。

                  

















たよれる組合


 まず 私がJMIUニコン支部に入った理由を書きたいと思います。
 ニコン労組のビラには、人材開発課への異動は「対象者が(中略)認識できているかを確認する」と書かれていましたが、私が12月27日に口頭で言われたあとも実際に1月15日に異動してからもニコン労組の人は誰一人として一言も私に対してその話はありませんでした。
 それで私はニコン労組に裏切られたと思いました。そのような時、JMIUニコン支部の委員長の話を聞く機会がありJMIUが本当に組合員の為に一生懸命やってくれる組合であることを知り入会しました。
 いったい労働組合とは何でしょうか。組合員の利益を守り、その地位向上をはかるのが組合の役割のはずです。
 ニコン労組の言動をみると、会社の意向を伝えるメッセンジャー的役割しか果たしていません。
  組合員に背をむけ会社のほうしか見ていない本末顛倒な組合としか思えません。
 会社との団交経過も詳しい説明が無く、インターネットも公開しないで「与らしむべし知らしむべからず」の封鎖的体質があるように思います。
 つぎに今回の会社のFOSへの出向問題についてですが、会社はあくまでも「雇用確保」が目的と言っています。社内に多数の「請負」社員がいることから、このことが正当でないことは明らかです。
 私はいまだになぜ自分が人材開発課に異動になりFOSに出向の対象になったか納得できません。
 当初仕事先を見学したとき、日々の生産に追われる現場の立ち仕事で、とても私に務まるような仕事ではありませんでした。
 現在は毎日が、どうなるのかという不安の日々ですがJMIUの人々がニコン支部のみならず中央、地方本部の方々も親身になって我々を支援してくれ、そのことが大変心強く気持ちのささえになっています。
                                  
人材開発課 TOK

                  















会社と協力しあって前向きに進めたら、もう最高!
の始まりです

かながわ地域支部
 丸山百合子



 転勤できない以上、退職せざるを得ない。でも、提示された条件では辞めるに辞められない、という仲間が集まっての最初の組合の立ち上げでした。JMIUの方々の応援のもと、みんなの信頼を一身に集めた関野委員長を先頭にしての交渉が始まり、ゼロからの出発の中で、意見を対立させたりしながら、みんなで話し合うことの楽しさを教えて頂きました。交渉の結果、希望者は引き続き会社に残れることになり、退職希望者には大幅な退職金の上乗せアップが決まり、組合員32名がそれぞれの判断で、自分の進路を決め、みんな心機一転の出発です。私は会社に残る選択をしましたが、これからが大事。会社に対し、要求ばかりでなく、協力しあって前向きに進めたら、もう最高! の始まりです。