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全員一致で運動方針など採択(7月14日 熱海)
7月13〜14日、代議員など150人が参加し、JMIUの第40回定期全国大会が、熱海市内で開かれました。大会は、2008年春闘での産業別統一闘争の前進、未組織労働者の組織化の飛躍のなか、2年連続の増勢で開かれました。
生熊委員長はあいさつのなかで、「2009年度運動方針がかかげる『真の産業別労働組合への前進』とは、金属労働者の労働条件に決定力を持ち、社会的影響力を持つ労働組合への前進」であり、そのために必要なことは、「産別団交の徹底と未組織労働者の組織化の飛躍」と強調。
派遣法抜本改正、後期高齢者医療制度廃止、解散総選挙、憲法闘争などにふれ、「要求実現と組織建設の大波を起こそう」とよびかけました。
田倉副委員長による新加入・新結成支部承認の提案、三木書記長による運動方針案の提案に続く討論では、この間のたたかいの経験が報告されるとともに、来年2月で結成20周年を迎える歴史的な節目の2009年度を、真の産業別労働組合への前進と1万人JMIU建設に向け、この秋闘から奮闘しあうことを誓いあいました。
「14人で支部結成を通告した5月以降、連日の拡大行動で加入者があいつぎ、対象のほぼ全員にあたる24四人となった。親会社の攻撃に負けない強い組合にする」(千葉)、「春闘、夏季一時金でのストライキなど組合のたたかう姿を見て、契約社員を含め4月に2人、6月にも2人が加入」(東京北部)、「説明会を開いてもこれまで『組合費のカネがない』と加入を断わられてきたが、昨年秋年末闘争のころから、『団交に出られるなら入りたい』となり、春闘でもとりくみが強められ、青年を中心に11人が加入」(長野)など、未組織の組織化、職場での拡大の経験が豊かに報告されました。
大会には、静岡西部地域支部からブラジル人組合員としては初の湖南工業・フレータス分会長、直接雇用・正社員化を求めたたかっている日亜化学の島本分会長も参加し発言しました。
大会では、岩田全労連副議長など来賓があいさつ。運動方針、決議、大会宣言など採択、新役員を選出しました。役員選出では、生熊茂実委員長、三木陵一書記ら四役を再任、あらたに阿部勝東京地本委員長が副委員長に選出されました。