■雇　用

解雇、「希望退職」を迫られていませんか？

　国会ではいま「解雇」が自由にできるようにするための労働基準法改悪がねらわれています。これまで会社が労働者を解雇するには(1)経営上の必要性（赤字が続いているなど雇用継続が困難）、(2)解雇を回避する努力（一時帰休や賃金カット実施）、(3)被解雇者の人選の公平性（特定の労働者を指名するなど差別的な人選をしないこと）、(4)労働者・労働組合との十分な協議（整理解雇の四要件）が満たされていることなど、ある程度の歯止めがありました。これにしばられることなく解雇は原則「企業の自由」にしようというのが、今回の改悪案です。私たちはこの法案の阻止のためにいま全力をあげています。
　いまでも一人で「解雇」とたたかうのはたいへんなことですが、もし法律が改悪されてしまうと、ますます困難になります。ＪＭＩＵの組合員であれば、また職場にＪＭＩＵの組合があれば、解雇をやめさせることが可能です。

ＪＭＩＵ中央本部
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